「行動科学の視点から見た行動経済学」を読んだのメモをした。

東京大学教授亀田先生のウェブサイトより文献を読んだので

Safunnyのメモを自分用に残す。

 

文献はこちらから

www.tatsuyakameda.com

 

行動経済学の流れと心理学の流れは同じ方向を向き始めている。

あるある感を共有するだけでなく, なぜそうなるのかというメカニズムを探ることが重要になってくる。

生体人類学者

のHillard Kaplan, Kim Hillによる実地調査によってアチェ社会の農業資源分配の構造が明らかになった。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9d/IndonesiaAceh.png/443px-IndonesiaAceh.png

アチェ社会=インドネシア共和国スマトラ島北部に位置する州のひとつ

 

採集資源はほぼ確実に入手できるため家庭内で供給されるが, 狩猟資源は入手リスクが高く不確実性が高いためコミュニティ内で供給される。

この事象を抽象化すると

集団全体での社会的分配は供給の不確実性を減らすリスクヘッジとして機能する。ということに言い換えられ。現代では所得再分配や社会保障制度のシステムによって不慮の事故や不遇のある者に対して集団的な考慮を示している。

 

リスクの高い者は集団で共有することにより、リスクヘッジをとる。

社会的分配に関する神経的な考察

として亀田先生は同一の参加者に対して社会的分配課題とギャンブル課題に回答してもらいその際に思考プロセスを調べるという実験を行った。2016年のこと

 

旧説ではLewisが提唱するように,無知のベールをかぶることによって人間は最悪の状態を想定するようになる、とされてきた。

 

無知のベール=自分が何者であるか全くわからない状態(原始状態)

 

しかし

亀田先生の実験によって,
他者への分配であろうと自身への分配であろうと変わらず最悪状態を確認する傾向にあることがわかった。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/bf/Temporo-parietal_junction_ja.svg/1200px-Temporo-parietal_junction_ja.svg.png

つまり我々は,自身の置かれている環境に関係なく最悪の状態を想定しがちであるということが言えるかもしれない。

 

リスク分散のために取る行動から, 今後の商品開発やマーケティングに応用が効いてくるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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